こんにちは。シリポッケ養蜂園の園主です。

すっかり春めいてきました。

3月も後半になれば、山桜が満開になり、いよいよ採蜜シーズンがやってきます。

ドキドキするな～。

ニュースがありまして、お知らせします。

表題のとおりですが、私たちの住む島田市、その”逸品”に認定されました。

「島田の逸品」とは、島田市内で生産または企画し販売されている産品の中から、市の魅力を日本、世界に発信するシンボル的存在として認定した島田市が誇る産品です。

選考の末、選んでいただきました。

ありがとうございます。ホッとしました。

島田の逸品のサイトはこちら

https://www.city.shimada.shizuoka.jp/gyosei-docs/ippinn.html

うちの蜂蜜の説明はこんな感じになりました。

「この町の景色の味がする。」
シリポッケ養蜂園の天然はちみつは、ミツバチが花々を飛び回り集めた大自然の贈り物。
その土地・その季節でしか出会えない一期一会の味わいは、

島田の山の移ろう季節が閉じ込められた逸品。

公に認められたということで、ありがたくうちの蜂蜜最高だよ～と言っていきます！

島田の逸品に応募するにあたり、自分なりにうちの蜂蜜と島田の逸品について書いてあるメモが発掘されたのでここに晒しておきます。強い文章なので読まなくていいです。（笑）

ぼくんちの作ってる蜂蜜は、そこらへんに生えてる木とか草とかの花からミツバチが集めてきたもので、ぜんぜん特別ではないんですが、噛みしめて味わってみると本当に景色というか世界を食べているような一筋縄ではいかない味をしているんです。

まぁ、ちゃんとした蜂蜜ってみんなそうなんですけど。でも、うちの蜂蜜はこの島田っていう町でしか採れない味をしているので（蜂にとっては境界なんてないけど）これはもう島田の逸品だろうと思うわけです。

このぜんぜん特別じゃないそこらへんの草とか木の花の蜜、その景色の味わいを、おおやけに特別だと認識してほしいんです。どこだって特別じゃないけどどこだって特別というか。しがない地方のさびれ気味な町でも、よく噛みしめてみたらおもしろいこと、場所、瞬間あるよねと。ブランディングとか外面じゃなくて当たり前にある足元をみてほしいっていう僕なりのパンチです。